院長ブログ
CTを導入いたしました

当院では歯科での普及率が6%程度と言われる、CT(コンピュータ断層撮影機)を導入いたしました。
通常のX線撮影では、歯やアゴの骨の状態を二次元でしか確認できないため、色々な病状(歯の根の病気や歯周病の病状)を見落としてしまう可能性は否 定でき ません。CTを撮影することによって、あらゆる方向から三次元で歯やアゴ骨の状態を確認可能なため、詳細な診断が可能になります。
撮影時間も9.4秒と極めて短く、放射線の被曝量は、医科用CT撮影(頭部)の1/77~1/23以下です。
限られた病変(歯の神経の治療、歯周病の治療、親知らずの抜歯など)においては保険適用での撮影が可能です。
また、インプラントの手術をする際には、アゴの骨の状態を診査するには必ずCT撮影が必要であり、その後の定期診査にも非常に有効です。
医科用CT撮影に比べると少ないながらも、被爆のデメリットもありますので、必要に応じて使用し、診査・診断に大いに役立てていきたいと思います。
MTAセメントを導入いたしました

虫歯治療の覆罩剤(歯の神経を取らずにすむようにする薬)として評価が高い、MTAセメントのセラカルLCを導入いたしました。
虫歯の治療では細菌感染した歯質を除去することが重要ですが、不運にも虫歯が深く、歯の神経のごく近くまで虫歯が進行していた場合や神経まで虫歯が達している症例が多々あります。その場合以下の2通りの処置を行い、数日~数ヶ月経過を観察し、症状がない場合には歯の最終的な修復を行います。
1.直接覆罩:虫歯が神経まで達してしまった場合に神経を保護する処置
2.間接覆罩:虫歯が神経まで達してはいないが、神経までの距離が近いため神経症状がでないように神経を保護する処置
上記の処置時に使うのが覆罩剤ですが、その後の神経症状(何もしなくても痛い、熱いものを食べると歯が痛む等)を起こさない薬剤として評価が高いものとして、MTAセメントがあります。MTAとは Mineral Trioxide Aggregate の頭文字を取ったもので、強アルカリ(pH12)による殺菌作用(ほとんどの細菌はpH9.5で破壊されると言われています)と組織を刺激することによる硬組織形成作用があるといわれています。
日本でも2007年にMTAの薬事認可が下りました。
このMTAセメントとして、当院では光照射で硬化するため操作性の良いセラカルLCを導入いたしました。
ただし、この薬剤は保険適応外ですので、使用する場合は患者様の意向を確認してから使用いたします。
拡大鏡を導入いたしました

治療時の精度を、より高めるため、拡大鏡を導入しました。
歯科の治療において、わずかなすき間や段差が問題になるような以下の場合、特に細かな単位(1/10mm以下)で見る必要性があります。
1.虫歯を削る時
2.詰め物をする時
3.技工士さんに作って頂いたかぶせ物が歯に適合いるかをチェックする時
4.歯の根の治療をする時
肉眼では見えないような、ほんの少しの虫歯の削り残しや、詰め物と歯のすき間から、虫歯が再発してしまうことがあります。また、歯の根の治療時には、神経の取り残しがある場合には、治療後の痛みの原因になります。
最新の知識・技術があっても、これらのものが見えていなければ確実な治療を行なうことはできません。
人間の肉眼では見えないような細かい治療を確実に行なうために、当院では、2.5倍の倍率で口の中を見ることができる拡大鏡を導入いたしました。
治療の精度を更に高められるよう、この拡大鏡を活用してしていきます!
新しい根管治療(歯の神経の治療)の器械を導入いたしました



虫歯が大きく歯の神経(歯髄)まで達した場合、神経をキレイに取らなければ歯の痛みが治まりません。
この治療にリーマー・ファイルという道具を使うのですが、手を使ってこの道具を回転・上下動をさせながら神経を取っていくため、時間がかかる上、口が開きにくい方の奥歯は手が届きにくいことがあります。
また、曲がった根の神経を取る場合には、この道具がステンレス製のため歯の神経にそってうまく曲がることができず、神経を根の先まで取るのは困難な場合もあります。
そこで、この治療をより迅速・丁寧に行うために、新しい根管治療の器械:デンタポートZXと、その先に装着するニッケルチタン製ファイル:エンドウェーブ・TFファイルを導入いたしました。
●デンタポートZXの特徴:
・器械の先に回転式のニッケルチタン製ファイルを装着して根の治療を行うのですが、同時に歯の根の長さを測定することができます。
・ニッケルチタン製ファイルに無理な力がかかり、破折しないようにトルク(回転時の力)をコントロールすることができます。
・ニッケルチタン製ファイルの先端が根の先に近付くと自動で回転速度が遅くなり、根の先に達すると自動で逆回転になることによって破折を未然に防ぎます。
●エンドウェーブ・TFファイルの特徴:
・ニッケルチタン製のため、ステンレス製のリーマー・ファイルに比べて柔らかさ・しなやかさがあるため、曲がった根の神経を取るのに優れています。
・手を使うリーマー・ファイルよりも少ない本数で治療することができるので、治療時間を短くすることもできます。
これらの器械の導入によって、時間がかかりやすい歯の神経の治療がより迅速・丁寧に行えるよう、心がけていきたいと思います。
歯面清掃器を導入いたしました

歯の表面のバイオフィルム(フィルム状の膜に覆われている歯垢:プラーク)を破壊し、表面を滑沢にする時に用いる器具である歯面清掃器:ハンディジェットを導入いたしました。
歯の表面のバイオフィルムを破壊し、表面をキレイにする一連の作業を、PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning) といいます。皆さんが毎日行っている歯ブラシやフロス等による歯磨きもこのバイオフィルムを取り除くのが目的なのですが、どうしても取り残しがあるのが現実で、半年に1回は歯科医院にてPMTCを行うことをお勧めします。
「トト」の家
マンション4階で専用の庭がないため、トトは必然的に室内犬ということになります。我が家ではハムスターのロボロフスキーを飼ってはいます(3代目)が、犬は初めてなため、ペット用品は一切ありません。 従って、全て購入することになりました。
まずはトトの家ですが、色々とネットを検索して悩んだ挙句、ペティオ というメーカーのドッグルームサークル ミニ という商品を購入しました。購入の決め手はトイレと住居部分が仕切ることができるということで、子犬のトイレのしつけができてない時に、大なり小なりをした直後にその場所をトト自身が踏みつけないで自分達が清掃し易いようにとセパレートタイプを選びました(写真の向かって左がトイレ、右が住居)。これよりも大きなサイズもありましたが、高さが70cmもあり、上からトトを連れ出すのがやりにくそうなため、一番小さなこのサイズを買うこととなりました。
トトが来るまで時間がなく、連れてくる日に間に合わないといけないので、AmazonのPrimeに加入し、発注の翌々日にはしっかり届きました。
トイレ以外で粗相をしても床や壁が汚れないように、レジャーシートで床・壁を防護しています。
子供達もトトのおもちゃとして、自分達のぬいぐるみを何点か出してくれることになりました。
新しい家族、トイプードルの「トト」
うちの家族は妻、長女(11)、長男(6)の4人家族なのですが、もう一人、新しい家族が増えました。とはいっても、赤ちゃんが生まれたのではなく、生後2ヶ月のトイプードルを飼うことになったのです。
以前から妻が犬や猫を飼うことを熱望していましたが、家族4人でも狭苦しい家に、更にペットが増えることは無理に近く、長男もまだ手間がかかりそうなため、その話は保留となっていました。
しかし、1.来年新しい家に引っ越すこととなり家が広くなること、2.新居でペットを飼い始めて、家具を傷付けられたら嫌なので今の家で慣れさせておくこと、3.子供達への一足早いクリスマスプレゼントを兼ねること、4.猫アレルギーの長女に配慮して、などの理由を考慮して、子犬を飼い始めることとなりました!!!
色はアプリコットのオスで、11/23に飼うことを決め、11/25に契約を済まし、11/29にペットショップに迎えに行きました。
名前の候補は、「ピノ」「モコ」「マロン」などの候補もありましたが、子供達の強い要望で「トト」に決定しました。
「トト」の名前の由来は、「オズの魔法使い」で主人公のドロシーと一緒に旅をする犬の名前からとったそうです(妻談)。
洋楽が好きな自分としては、アメリカのロックバンドの「TOTO」の方が馴染みが深いですけどね。
2年半近くブログを更新していませんでしたが、「トト」の成長記を交えながらこれからはなるべく更新するよう、努力します!!
旅行の思い出
父親が旅行好きであったため、小さい頃から色々な所へ連れて行ってもらいました。
海外だけに限定しても、
7歳:アメリカ(ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ)
8歳:メキシコ、タヒチ、ボラボラ
9歳:オーストラリア、ニュージーランド
11歳:香港、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール
13歳:カナダ(バンクーバー、バンフ、モントリオール、トロント、ケベック)
19歳:カナダ(バンクーバー)
ここまでは、親に連れて行ってもらった旅行でした。
20歳:幼稚園から通っていた英語教室の方々と、1月間ホームスティを兼ねて、アメリカに行かせてもらいました。(ロサンゼルス、ワシントン、ニューヨーク、オーランド、デンバー、ハワイ)
21歳:アメリカ(ソルトレイクシティ)
23歳:ヨーロッパを1人で40日間放浪。訪問国:イギリス、フランス、ドイツ、スイス、モナコ、イタリア)
24歳:ヨーロッパを1人で35日間放浪。訪問国:イギリス、オランダ、ベルギー、ドイツ、チェコスロバキア、ハンガリー、スイス、イタリア、スペイン、フランス)
25歳:友人の結婚式に出席のためハワイ
26歳:大学院在学中、シアトルでの学会を兼ねてアメリカ・カナダを1月旅行(シアトル、バンクーバー、サンフランシスコ、シカゴ、ラスベガス、ロサンゼルス)
27歳:男友達と2人でタイのバンコク
28歳:大学院卒業時、サンフランシスコでの学会を兼ねてアメリカを1月旅行(サンフランシスコ、ニューヨーク、オーランド)
29歳:男友達と2人でスペインのバルセロナ、フランスのパリ
31歳:新婚旅行でアメリカ・オーランドのディズニーワールド、学会でフランスのニース、夏休みにハワイ
32歳:フランスのパリ、インドネシアのバリ
33歳:スペイン、アメリカ・オーランドのディズニーワールド
35歳:ハワイ
40歳:アメリカ・オーランドのディズニーワールド
42歳:義弟の赴任先の中国の北京
通算のべ訪問国46カ国。色々な所に行ったものです。
ブログによく書かれるネタとしては食べ物系ですが、あまり外食をしないので、これは不得意。
今後は自分の得意分野であるこれらの旅行について、記憶を頼りに思い出を書き出してみたいと思います。
書籍のPDF化
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1992年の大学卒業と同時に大学院に入り、大学院での1つの仕事は論文を書くための文献収集がありました。何百もの文献を図書館などで探し出し、コピーし、バインダーにまとめると同時に、自分でも学術誌を買うことになります。加えて商業誌といわれる雑誌も買いだしたりしたため、医局での自分の部屋は本だらけでした。自分の家にはこれをストックするだけの本棚はないため、大学を辞める時は大学から直接病院にこれらの本を送りました。天井までの大きな書庫を作りましたが、左上の写真のようにやはり満杯!!これからも一生本は増え続けていくのですが、捨てるのはもったいないため、全ての雑誌・本をPDFにすることにしました。使う道具は、右上の写真にあるネットで買った3cm位の厚みなら一気に裁断できる大型カッターとPFU社のイメージスキャナーScansnapS1500です。Scansnapは大学でも使っていましたが、このS1500からは書類の重送(2枚以上の書類を誤って読み込んでしまう)を防止する機能も付いたため、非常に精度が高く、読み込みも早くなりました。200頁位のカラーページを読み込む時間が2-3分、データの大きさは40-50MB位になります。PDF化のメリットは、①本棚を減らせること、②PDFをOCR(書面を文字として認識させる)化しておけば、検索が容易になること、があり、任意のキーワードでこれらの書籍をまとめて検索すれば、関連した文献を即座に読むことができることですね。 |
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ざるそば
今日は仕事が午前中までなので、労働保険の申告に行った後、昼食をどこで食べようか迷いました。
労働基準監督署が福岡市中央区舞鶴の所なので、「そうだ、元祖長浜屋があるじゃないか!」と10年振り位に思い出し、向かいましたが、なんとオリジナルの場所は工事中で、近くに移転しているようです。車で行っていたため駐車しにくく、ここはあきらめました。
そこで、家の近くにある定食屋の「キッチン中田中」に行くことにしました。ここは、定食メニューのボリュームがたっぷりで、夕方20時以降に行くと常に一人客やカップル、家族などで満席状態です。着いたのは昼食時を過ぎた14時だったのですが、ここの駐車場も満杯!しかたなくあきらめ、最近よく行くうどん・そばのお店「春月庵」に行きました。ここでのお気に入りは、何といってもざるそば!開店から14時までは3玉まで料金は変わらず650円であり、14時以降はナント玉数無制限で650円!!
キンキンに冷えたざるそばは、シコシコで歯ごたえが抜群でおいしい!!何玉でもいけてしまいそうで、今日も最初に4玉、おかわりで2玉も食べてしまいました。






