院長ブログ
小学校の歯科検診
今日は病院を休診して、福岡市内の小学校の歯科検診に行ってきました。
検診に行った小学校は、福岡市内でも有数の在校生をかかえるマンモス校であり、6学年全部で1000名を超えています。時間は給食の時間が始まる12時半までに行わればならず、4名の歯科医師でも結構バタバタ状態でした。
いつもは体育館で検診を行うのですが、近年入学者が増えたため、体育館を全面作り直しており、今年のみ図工室と家庭科室に分かれて検診を行いました。
昔に比べれば虫歯がある生徒の数は減っているそうですが、1クラスに1-2名は重度の虫歯(歯ぐきから上が崩壊状態)が多数ある子がいて、奥歯で食べ物が咬めそうにない状態という子もいます。自分の私見では、小学校までの子供の虫歯は、保護者の責任だと思います。虫歯の多い子の親は、だいたいにおいて親も虫歯が多い。つまり、親の生活習慣(歯磨きをしない、うまくできない)がそのまま子供に反映しているパターンがほとんどです。何よりも大切な宝の我が子。将来、歯で苦労しないように、親はしっかりと歯磨きの管理をしてあげ、定期的に歯科医院での検診することをお勧めします。
投稿者 住吉歯科医院 (2010.05.19)




